既設ピット式熱処理炉3基を、RT式リジェネガスバーナーおよびインナーファンを装備した炉体移動式高性能工業炉1基に集約リプレースし、省エネルギーと炉内温度の適正化、NOx・CO2の削減を目的にし導入しました。

熱処理炉全体

蓄熱式バーナー(RT)上部

蓄熱式バーナー(RT)部
炉側面既設炉(旧ピット式)


出典:NEDO

炉体移動式高性能熱処理炉


出典:NEDO
天井両側にラジアントチューブ式リジェネガスバーナー8基を設置し、既設炉のインナーケースを廃止し、直接被加熱材に伝熱させること、および1基で3基分の処理を一度に行うことで、大幅な省エネルギーを図るとともに、製品に対するより適正な炉内温度をコントロール。
導入の効果
■省エネルギー効果
既設炉(ポット式)は排熱回収がなく、インナーケースの外側を加熱しているため熱効率は約18.8%でした。導入した炉は高温空気燃焼技術の採用でインナーケース不要となり、かつ、3基を1基に集約することから、熱効率は約37.2%となり、既設炉(ポット式)に比べ56.2%の燃料原単位が可能となり、年間省エネルギー量は約7,859GJに達することができました。
■環境に対する効果
■その他の効果
高温空気燃焼技術の採用と新たに設ける熱風循環ファンとの相乗効果により、既設炉(ポット式)に比べ
炉内温度の均一化が図られ、かつ、インナーケースの廃止により適正な炉内温度(旧システムより低い)の設定と熱処理時間の短縮が図れました。
改 修 前
| 省エネ率(%) |
|
|---|---|
| 熱効率(%) | 18.8 |
| 廃熱回収率(%) |
|
| NOx値(ppm) |
|
| 省エネ量(GJ/年) |
|

改 修 後
| 省エネ率(%) | 56.2 |
|---|---|
| 熱効率(%) | 37.2 |
| 廃熱回収率(%) | 59.6 |
| NOx値(ppm) | 100.0 |
| 省エネ量(GJ/年) | 7,859 |
(計画値)
設備仕様
| 事業所名: | 株式会社ハンナン(本社) |
|---|---|
| 炉 種: | 綿材、コイル用炉体移動式熱処理炉 |
| 炉形式: | ポット型 |
| バーナー仕様: | ハニカム(RT) |
| 処理温度(℃): | 780 |
| 処理材: | SWRM-6、コイル |
| 処理能力(t/h): | 18.75(t/ch) |
| 燃 料: | LNG |
出典:NEDO
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